メーカー企業様 導入事例

取材日:2017年5月24日
全従業員で情報共有を徹底。
日々のコミュニケーションを大切にして
食の安心・安全を守ります。

株式会社イーストナイン

創業 :1991年 所在地 :東京都中野区本町3-30-4 KDX中野坂上ビル4F
代表者 :代表取締役社長 本山 博文 企業サイト http://east-nine.co.jp/
事業内容 :洋菓子、焼菓子の製造・販売、
業務用冷凍ケーキの製造・販売

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BtoBプラットフォーム 規格書 導入効果

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10日程度かかっていた規格書の回収期間が、最短1日に短縮

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情報の一元管理で、ファックスやデータファイルの保管場所を探す手間が解消

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従業員同士の情報共有が円滑になり、取引先とのミスも削減

スーパーやコンビニ、ファミレス、回転寿司、フルーツパーラーといった様々な業態に、幅広い価格帯の洋菓子を製造・販売するイーストナイン様。食の安心・安全対策では、従業員とのコミュニケーションやITを使った環境づくりに力を入れて取り組まれています。取締役副社長の本山忍氏に、具体的な対策と考えを伺いました。

BtoBプラットフォーム 規格書
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食の安心・安全対策あってこそ、事業は成り立つ

― 業務用の洋菓子製造を主力事業とされていますね

弊社では、主にPB製品を取り扱っており、お取引先様のご要望に沿って製品開発をしています。定期的に工場監査があり、毎回条件をクリアして取引を継続させていただいています。昔と比べるとチェック項目も変わって増えてきていますが、どのお取引先様からも常に良い評価をいただいております。お召し上がりいただく消費者の方々に製品をお届けするまで、食の安心・安全対策に万全を期すことこそ、弊社の使命と言っていいでしょう。

― 食の安全対策を進める上で、どのようなことを重視していますか?

弊社には「良いことも悪いことも共有しよう」というポリシーがあります。クレームがあれば、場合によっては検査機関に依頼して徹底的に原因を追求し、全従業員に告知します。こういった情報共有には、ITによる仕組み化が不可欠です。商品規格書(※)を管理する『BtoBプラットフォーム 規格書』を導入したのも、そのためでした。

※商品規格書:食品のアレルギーや原料産地などの情報をまとめた仕様書。

商品規格書は、開発部門のほか、仕入れや営業の担当者など様々な部署が使用します。これまでは、ひとつのケーキの商品規格書でも、作成時期の異なる複数のファックスやエクセルがあったため、保管場所を探して、さらに最新情報はどれかを見極めないとなりませんでした。正確な情報管理は、煩雑な工程をなくして時間を節約するうえで必須です。問題が起こってから管理するのではなく、起こる前に仕組みを作って対策した方が合理的で良いといえるでしょう。

取締役副社長 本山 忍氏 人物画像

取締役副社長 本山 忍氏

従業員の“食の安全”意識を維持させる環境づくり

― 規格書の管理以外に、どのような仕組みを取り入れていますか?

弊社が持つ2つの工場の入り口に、サーモグラフィを取り付けています。工場に入る人の体温が37度以上あると警報が鳴り、熱があると分かった従業員にはお休みいただくためです。体調が悪くても無理して出勤される方もいますが、インフルエンザやノロウィルスに感染していたら大変ですから。

この他にも、15分に1度放送を流し、すべての製造ラインをストップさせて、品質管理の担当者が全員に粘着テープのコロコロをして、手を消毒するようにしています。従業員同士が確認し合うことで、食の安全への意識を維持するためです。私どもが考えた独自のルールですが、こういった環境作りが非常に重要だと思います。

― 従業員との信頼関係が大切ですね

その通りです。管理体制の強化は、時として従業員の皆さんを締め付けることになりかねません。そこで、私を含め、すべての役員が週3回はラインに入り、朝から夕方まで一人ひとりに仕事や家庭のことなど、いろいろな話をします。普段から挨拶やコミュニケーションを徹底することで、お互い気にしてくれているという実感が生まれるのです。弊社が他社に負けないところは、管理職の者が、パートさんを含めた220名ほどの従業員一人ひとりとのつながりを大切にしていることです。

食の安全対策は、ITを駆使して防げる部分もありますが、肝心なのは人の心の問題です。従業員とどれだけ思いやりを持って接しているか、不平不満はないかを探せるかが、何よりも重要です。

― 今後の展望を教えてください

今、弊社は第二次創業期として新たな一歩を踏み出しています。そこでしっかりとメンバーに創業者である社長の想いを伝えて、育てていくことが重要です。また、この春からは、初となる自社ブランド商品『ちょこっとロール』を県内のスーパーで販売しました。きちんとした安全対策をとって、おいしさやお客様の笑顔を追求していきたいですね。

実務担当者に聞きました
『BtoBプラットフォーム 規格書』で、回収期間が10日から1日に短縮

弊社では、ひと月20〜30ほどの新製品を開発しています。その商品規格書を作成するため、原材料の仕入元からひとつの製品あたり5、6品の商品規格書を回収していました。これまではファックスやメールで受け取っていたのですが、必要な情報が漏れるなどして、毎回隅から隅までチェックを繰り返していたのです。再提出の依頼にも、メールや電話で何度もやりとりして、10日ほどかかっていました。『BtoBプラットフォーム 規格書』を導入してからは、システムを使ってやり取りするため、回収期間が最短で1日になりました。作業負担を考えると、10分の1以上に効果が出ていると実感しています。これからは空いた時間を後輩の教育や営業資料の作成に回して、社内体制を整えることに注力していきたいですね。 もちろん規格書システムは、アレルギー表の作成にも役立っています。それまでは紙やエクセルで規格書が届き、それを表へ転記していたので、膨大な時間がかかるだけでなく、ミスが起こる可能性もありました。現在は、データを活用してほんの数分で作成作業が済むようになり、メニュー改廃時もストレスなく対応できています。

自社の商品情報管理システムとして社内共有できる仕組みを
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